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ミリタリーファッションが好きな方もいらっしゃると思いますが、ミリタリーファッションには様々なアイテムがあり、デザインも多岐にわたっているので、コーディネート次第で印象も大きく変わってきます。ミリタリーファッションについて理解して、格好良く着こなしましょう。

ミリタリー（military）には、「軍人の、軍隊の」という意味があります。ミリタリーに分類されているファッションアイテムは、軍体のユニフォームからヒントを得てデザインされています。軍服にデザインを似せたアイテムの他に、軍払い下げ品をファッションアイテムとして取り入れることもあります。ミリタリーファッションと言うと、一般的に陸軍の軍服に近いファッションを指しており、海軍の軍服に近いデザインのアイテムは、マリンやネービーという名で呼ばれ、区別されることもあります。

ミリタリーファッションには、独特の雰囲気があります。この雰囲気を作り出す要素の一つにディテールがあります。ミリタリーを代表するディテールに、迷彩色とエポレット（肩章）があります。数色のアースカラーを組み合わせて作った模様は迷彩色と呼ばれています。

これは、軍隊員が周囲の色に溶け込むためのデザインで、ベージュ、茶色、濃い緑、黒などが基本色です。
アースカラーは自然の織りなす美しい色合いが特徴なので、他のファッションアイテムともマッチしやすいのです。

エポレットは、軍服に装備品を固定するためのジャケット肩部分の付属品ですが、ミリタリーファッションでは飾りとしてデザインされています。エポレットは、ジャケットやシャツに付くだけでミリタリーテイストになるので、ミリタリーファッションには欠かせないデザインだと言えます。

軍服は軍や国によってデザインに違いがあります。軍服が原型であるミリタリーファッションも、デザインのヒントにしている軍隊、国の軍服によってデザインが変わってきます。大きく分けると陸軍のアーミー、海軍のネービー、空軍のエアフォースに分類することができます。どの軍隊や国に近いデザインが好きなのか、お気に入りを探してみても楽しいと思います。